9月11日、雨・・・ホテルのリビングにて。こういう色使い、まねしてみたいけど かなりのセンスとスキルが必要ですよね。
マドレーヌを過ぎ、ちょっとブティックのウインドーを覗き、セーヌ川に向かって歩きます。
トゥールダルジャンに差し掛かった頃、息子が「足が痛い」と言い出し・・・どうやら靴に水が入って気持ち悪くなってしまったようです。そのまま夫の抱っこになってしまいました。満足げな息子。
まずはジュ・ド・ポームに
クロード・カーアンを観に行きました。
彼女の40年以上にわたる作品が詳細に網羅されていました。男と女、現実と非現実の間をあいまいに行き来しながら、独特の研ぎ澄まされた感性で写真を撮り、活動し、詩作したクロード・カーアン・・・興味は尽きませんが、背が低くて 小さな展示物が見えない息子は飽きてきて、遊び始めてしまいました。
さて、ジュ・ド・ポームのロビーでパリ在住のFさんと落ち合い、ご主人のLの運転する車で
Le Tropic cafeのサンデーブランチに。ゲイのたまり場にもなっている店で、カウンターの素敵なお兄さんが息子のアレルギーを確認すると、ビュッフェなのにわざわざ特別メニューを作って出してくれました。祖父母宅に旅行中とのことで、可愛いお嬢さんの
Mちゃんに会えなくて残念だったけど、息子はLに遊んでもらって満足そう。そういえば赤ちゃんの頃もLによく懐いていたね。息子は結構男の人が好きみたい。
FさんとLにお昼をご馳走になり、お店を出ると、雨が少し小降りになっていました。
Fさんご夫婦と別れ、橋を渡ってノートルダム寺院に向かいました。
今日は息子の大好きな絵本、「
ペネロペ パリへいく」のコースも同時に辿っているのです。
せっかくのノートルダムですが、また雨が激しく降り出しました。
雨で、入場の行列も短いのでさっさと中に入りました。見事なステンドグラスです。まさに天上の美を再現したかのよう・・・!
息子も一生懸命写真を撮っていました。
以下、息子作品 with iphone。
ノートルダムを出ると今度はRERに乗ります。すごい雨!
RERの駅にあったモザイク画。
車両はすごく汚れていました。洗車とかしないのでしょうか?
ほんの少しだけオルセー美術館に立ち寄りました。雨が上がり、鮮やかな西日が差してきました。
オルセー4回目の息子。赤ちゃんの頃は何故か入ると
泣いていましたが、今回は余裕です。ただ、写真撮影禁止と言われました。前はフラッシュ禁止だったけど、撮影は許可されていたのに・・・
オルセー鑑賞の後は、遊覧船を眺めながらセーヌ川沿いを散歩し、コンコルド広場を超え、ホテルまで戻りました。
実はとっても焦っています。夕食は友人の新居に招待されているのに、夫のiphoneに入っていたメールが消えてしまい、住所が判らなくなってしまったのです。ホテルの部屋に置いてきたパソコンで確認するしかない!
美しい雨上がりの風景も、小走りで。
住所を確認したらタクシーに飛び乗って、Rの新居へ。バスティーユ近くのとても便利な場所でした。学者夫婦なので本がいっぱい。初めて会う赤ちゃんのSちゃん、可愛い~♡
Rがすごいご馳走を用意してくれていて、みんなでワイワイとたくさん食べました。ダイニングの壁が古い石壁で、あちこちに昔の太い梁が出ていて、本当に素敵でした。
上のお嬢ちゃんのJちゃんが息子の面倒をよく見てくれ、2人は言葉が通じないながらも盛り上がって遊んでいました。
お父さんのCが息子を夏休みなどに家に滞在させるといい、Sくんもフランス語を覚えられるでしょう?と提案してくれました。親はお互いの子供達を時々預かりっこするなんて素敵な提案だと思ったのですが、息子は固まって返事をしてくれませんでした。もちろん、もっと大きくなってからにするから安心して。
夜中まで話は尽きず、息子もずいぶん遅くまで楽しそうに遊んでいました。
息子が気に入って撮ったC&R家の猫。また遊びに行きたいね。